この資料について
自動化伴走支援でお渡しする比較資料の見本です。会社名・数値・日程はすべて架空です。
CONCLUSION前提をそろえると、A社が第一候補です(条件付き)。C社は最も安く見えますが、今の最繁忙日の処理能力に届きません。
要求能力(最繁忙日)
1,896行/時最繁忙日 15,168 行を実働 8 時間で。5 年後は 2,560 行/時
A社の 5 年総コスト
8.70億円自動化しない場合 9.24 億円
提案書の見積に載っていなかった費用
6,000万円3 社の合計。そろえた比較ではこれを足している
- 01推奨と条件
- 023 社の前提の違い
- 03前提をそろえた比較
- 045 年間の総コスト
- 05リスクと未回答の事項
- 06ベンダーへの次の質問
01推奨と条件
第一候補は A社です。今の最繁忙日の要求能力(1,896 行/時)を満たし、5 年間の総コストが 3 社で最も小さく、稼働も目標に間に合います。ただし、次の 3 点を契約前に確かめることを条件にします。
- 見積に入っていない WMS との連携開発と、2 階の床補強を含めた再見積(そろえた比較では計 4,000 万円を仮に足している)
- 5 年後の物量(2,560 行/時)に備えたステーション 2 か所の追加を、1 か所 2,000 万円の単価で契約に固定すること
- 処理能力を、ステーション 1 か所 300 行/時(A社の他現場の実績)で保証すること
B社は能力と拡張の余裕が最も大きい一方、工期 14 か月で繁忙期に間に合わず、5 年総コストも最も高くなります。C社は初期投資が最も小さく、投資回収も A社と並びますが、実績の値で計算し直すと処理能力が 1,680 行/時にとどまり、今の最繁忙日に届きません。
023 社の前提の違い
提案書の数字をそのまま並べると、C社が安く、A社の能力が最も高く見えます。しかし 3 社は、能力の計算に使った値も、見積に入れた費目も違います。まず、そろっていない点を洗い出しました。
A社の 375 行/時は SKU の集中度が高い現場の値です。この案件の A ランクは行数の 68% で、A社の他現場の実績(300 行/時)に近い条件です。C社の 131 行/時も、ピッキングの密度が高い現場の値でした。
03前提をそろえた比較
能力は各社の他現場の実績値で、初期投資は見積に入っていなかった費目を足して計算し直しました。
前提をそろえた処理能力(行/時)
架空の案件。能力=構成の数×他現場の実績値。要求能力=最繁忙日 15,168 行÷実働 8 時間
元データを表示
| 分類 | 数量(行/時) |
|---|
| A社 | 2,400 |
| B社 | 2,700 |
| C社 | 1,680 |
人員の現状は平均日 44 人(ピッキング 38 人・補充 6 人)。投資回収は、初期投資(そろえた値)を、減る人件費から保守・利用料を引いた額で割った年数です。人件費は 1 人あたり年 420 万円(架空)。C社が今の最繁忙日を満たすには、その日だけピッカーを 3 人増やす必要があります。
045 年間の総コスト
初期投資だけで比べると C社が最も安く、B社は A社の 1.3 倍です。5 年間で見ると、残る人員の人件費が効き、A社が最も小さくなります。
5 年間の総コスト(億円)
架空の案件。税別。5 年間の物量は現状のまま(伸びは含めていない)。人件費は 1 人あたり年 420 万円
元データを表示
| 区分 | 初期投資 | 保守・利用料 | 人件費(ピース側) | 合計 |
|---|
| 自動化しない | 0 | 0 | 924,000,000 | 924,000,000 |
| A社 | 360,000,000 | 90,000,000 | 420,000,000 | 870,000,000 |
| B社 | 480,000,000 | 160,000,000 | 357,000,000 | 997,000,000 |
| C社 | 210,000,000 | 90,000,000 | 588,000,000 | 888,000,000 |
物量は 5 年で 35% 伸びる計画です。伸びを入れると「自動化しない」場合の人件費が増え、差はさらに開きます。A社は 5 年後に向けてステーションを 2 か所足す場合、4,000 万円が加わります。
06ベンダーへの次の質問
A社
- ステーション 1 か所 300 行/時での能力保証は可能か。可能でない場合の保証値と条件
- WMS との連携開発・床補強を含めた再見積(費目は RFP の見積条件どおりに分けて)
- ステーション追加の単価(2,000 万円)を 5 年間固定できるか
B社
- 一部のポートを先行して稼働させ、繁忙期に間に合わせる案の可否と費用
- 停電・故障時の取り出し手順と、復旧までの目標時間
C社
- この案件の出荷明細で、最繁忙日の台数・ピッカー配置を再計算した結果
- 通路幅 1.2 m での走行試験の条件と費用
- ソフト利用料の 6 年目以降の条件(値上げの上限)